【小布施:岩松院】松本から篠ノ井線の各駅列車に乗って、のどかな車窓を楽しみながら、長野へ向かいました。そして、長野から長野電鉄で、小布施へ。
小布施といえば、”栗”と”北斎”。観光バスがジャンジャンと北斎館へ向かうのを横目に、だーれも乗っていないレンタサイクルで、ゆるやかな上り坂が続く、山の麓にある岩松院へ。
この岩松院には、北斎が晩年に描いたとされる天井画「八方睨み鳳凰図」があります。
以前は床に仰向けに寝て鑑賞するという、珍しいスタイルをとっていたのですが残念ながら現在は、天井画保護の為、椅子に座って静かに鑑賞。
絵の中には、富士山の『隠し絵』があると言われ、圧倒される!・・・はずでしたが、畳21畳という大きな作品なので、座って鑑賞するには、圧倒される前に首が・・・(個人的には、以前の鑑賞方法に戻ってほしいなぁ〜。)
栗あんたっぷりです!
【小布施:小布施堂】穏やかな気持ちになったところで、もうひとつの小布施名物”栗”を味わうため、観光バスが向かう先へ。
どのお店も、美味しそうな栗菓子でいっぱいです!その昔、「くり子」と呼ばれたほどの栗好きには、たまりませんっ!!
何にしようか迷った末に、まずは「小布施堂」の栗アイスクリームに決定。栗あん?がたっぷり練り込んであり、濃厚な味とボリュームに大満足です!
【長野:善光寺】「牛に引かれて善光寺まいり」小布施を後にして、もう一つの目的地、長野の善光寺へ。
参道は、参拝客でいっぱいでした
今年は、7年に1度の「御開帳」なので、いつもより更に活気があります。
残念ながら「御開帳」は4月からなので、「前立本尊様」には、御会いすることができませんでしたが、「お戒壇巡り」によって、無事、御本尊様とつながることができました!
「お戒壇巡り」とは、本堂の真下にある真っ暗な回廊を巡り、壁にかかっている御本尊様とつながれた極楽の錠前に触れて、御本尊様と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。
真っ暗闇の中で、みなさんと同様、ユルリクも錠前に触れたいので必死です。
こんな気持ちではいけないっ!と思いつつ、自分だけ”極楽の錠前”に触れることができなかったら、どーしよう...という邪念との戦いです!
なんとか、錠前に触れることができ、ホッとしつつ、こんな未熟なユルリクにも”極楽の錠前”を触れさせてくださった御本尊様の心の広さに大感謝です!!!
【長野:八幡屋・七味とうがらし】無事、参拝を終え、帰りは参道の仲見世通りをジグザグに散策です!
ここに来たら、必ず寄るのが七味とうがらしで有名な「八幡屋礒五郎」です。
たしか家には、使いかけが...と思っても、お店の前を通るとやっぱり買わなきゃ!と思ってしまうほどのパワーがあるお店です。(店頭にある巨大なとうがらしのせいかもしれません。)
今回は、七味の他に、七味ぽん酢も購入。こちらも、かなりクセになる味でした。(東京で購入できる場所を探さねば!)
七味の後は、旅の締めくくりとして、おいしいお蕎麦を食べ、無事、信州の旅を終えることができました。
のんびりなユルリクにしては、かなり密度の高い旅でしたが、大満足な2日間でした。
きっと、善光寺の御本尊様が見守って下さったに違いありません!また、お礼の参拝をする旅にいかなくては。。。(口実?)